転職活動を行う以上、転職先の会社と必ず面接を受ける必要があります。調剤薬局やドラッグストア、病院、一般企業とどれも面接は避けて通ることができません。

このとき、ある程度は面接で聞かれる質問事項は決まっています。たとえ新卒での就職でも、中途採用での面接でも聞かれることはほぼ変わらないため、早めに対策を練っておくことは重要です。

ただ、希望する就職先によって面接の難易度は大きく変わります。また、質問内容に対してあなたの考えや経験を交えながら答えることができるように、事前に面接対策をしなければいけません。

面接で聞かれるテーマについてあらかじめ内容を考えておき、的確に答えることができれば、面接で落ちる確率を低くすることができます。そこで、「薬剤師が面接を突破して内定をもらうための、考え方や実際の質問事項」について解説していきます。

薬剤師が面接で聞かれる質問とは

薬剤師の面接で聞かれるテーマとしては型があります。そうした中でも特に面接で聞かれるものとして、次のような事項があります。

  • 志望動機:調剤薬局、ドラッグストア、病院の中でなぜこの会社か
  • 長所の自己PR・自己紹介をしてほしい
  • 転職理由(退職理由)のきっかけは何か
  • 薬剤師で心がけていること(薬剤師になろうと思った理由)
  • 逆質問:最後に質問は無いか

なぜ、これらの質問を受けるのかというと当然ながら理由があります。面接官の意図を理解しながら、質問に対して受け答えをしなければいけません。

また事前にこれらに対する回答を用意しておき、練習しておけばスムーズに答えられるようになります。それぞれの質問ごとに分けて、以下に解説していきます。

志望動機:調剤薬局、ドラッグストア、病院の中でなぜこの会社か

調剤薬局やドラッグストア、病院、一般企業を含めてすべての面接で聞かれるのが志望動機です。

経営者や採用担当者であれば、なぜこの会社を志望したのか当然気になります。他の調剤薬局やドラッグストア、病院ではなく、いくつか提示された求人の中で、なぜわざわざその会社を志望したのか理由があるはずです。

そのため、志望理由に答えられるように事前に内容を考えておくようにしましょう。

求人先である調剤薬局やドラッグストア、病院のホームページがあるのであれば、事前に調べておくといいです。また、求人票から「他にはない特徴」を見出して志望理由にするのも効果的です。例えば、以下のように志望動機になります。

薬を渡して服薬指導をするだけの薬剤師ではなく、生活面のアドバイスを含めた指導まで行える薬剤師として活躍するため、御社を志望しました。

これまで調剤薬局で5年勤めていましたが、私自身が「謎の頭痛や下半身の脱力感など、西洋薬では改善しにくい病気」をいくつか経験しました。このときは健康食品・サプリメントや漢方、食事の改善などいろいろ試してきました。

そうした中で徐々に症状は良くなっていったのですが、こうした経験を積み重ねていくうちに「病気をケアするためには、薬だけでなく栄養を含めたトータルでの指導が必要だ」と考えるようになりました。

そのため、調剤併設ドラッグストアとして医療用医薬品やOTC薬を扱うだけでなく、健康食品や漢方にも精通し、さらには地域貢献のために定期的にイベントを開催している御社の活動や仕事内容に対して非常に興味をもつようになりました。

このように、求人先(薬局、病院など)の企業の特色に沿った志望動機を述べるようにしましょう。他ではなく、その会社でしか実現できないことを面接で伝えるといいです。あなたが実現したい働き方を志望動機に設定しましょう。

長所の自己PR・自己紹介をしてほしい

長所の自己紹介についても面接では頻繁に聞かれます。これまでの経験から考えてあなたの長所は何か、また薬剤師としてどのように貢献できるかをアピールしなければいけません。

このとき、自己PRの型として最も一般的であり、面接官に対する受けが良いのは「逆転ストーリー」です。マンガのストーリーやテレビのドキュメンタリーなど、全てこの型で構成されています。面接でも同じであり、この型にはめ込んだ自己PRは人の心を最も動かすことができます。

最初に設定するのは大きな壁です。ある困難があり、その困難をあなたがどのように解決して将来に繋げていったかというストーリーを作り上げましょう。「初めはマイナスからのスタートだったが、自分がこのように改善することによって今ではプラスになった」という感じの自己紹介・自己PRになります。

例えば、以下のように長所の自己PRをします。

業務改善によって、職場環境を良くしたり医療の質を高めたりすることができます。

これまで、病院薬剤師として慢性期病院や急性期病院を含め2つの病院を経験してきました。特に急性期病院では患者さんの容態が日を追うごとに変わり、医師・看護師との連携が重要になります。

このときは2年目から積極的に病棟業務に携わるようになりました。ただ、医師・看護師まで含めた他職種となると常に顔を合わしているわけではないので、意思疎通にズレを生じていました。

そこで、インターネットを利用した病院内のシステム活用を思いつきました。具体的には、患者さん一人ごとにグループメール(グループチャット)を作り、そこで「特に知らせておくべき重要なこと」を書いて共有するようにしました。

最初は私だけが一方的に情報共有していたのですが、3ヶ月後くらいから医師・看護師もそこで重要事項を共有するようになり、仕事上のミスも少なくなって非常に円滑に業務が回るようになりました。

新しいことの提案は反対されることが多いものの、私の場合は「まずは行動して様子を見る」ことから始めるケースがたくさんあります。そこから業務を改善し、より質の高い医療を提供できるようにすることが強みだと自負しています。

話の内容は「患者さんで共有しておくべき情報を他職種の人とも知らせられるように頑張った」という内容なので特別にすごいことではありませんが、このようなストーリー形式で展開すると非常に素晴らしい人物であるかのように聞こえます。

良いことばかりを話すのは単なる自慢話です。そこで、こうした型(逆転ストーリー)を知って当てはめるだけでも、「面接でどのように自己PRをすれば良いか」が違ってきます。

転職理由(退職理由)のきっかけは何か

退職理由についても、多くの面接の際に聞かれます。いま、他の職場で働いているのであれば、その職場からの転職理由を述べましょう。結婚や出産などで復職するのであれば復職理由を答えなければいけません。

企業にとって、採用は非常に重要です。あなたという人材を採用したとしても、またすぐに辞められたのでは意味がありません。

企業はあなたを採用するために大きなコストを支払い、新たな仲間として受け入れようとしています。それにも関わらずにすぐに辞められてしまったら、お金と労力の無駄になります。そのため、面接で不採用にならないために退職理由はきちんと考えておかなければいけません。

例えば、これまでに2回転職しているのであれば、それぞれに対して企業側が納得できるような理由を考える必要があります。

企業が転職理由の質問をする背景としては、「この人は不満ばかり述べて職場の輪を乱し、挙句の果てにすぐに辞めるのではないか」「前の会社で何かトラブルがあったのではないか」などを見極める目的があります。

そのため当然ですが、退職理由を述べるときに前職のマイナスのことを言ってはダメです。「給料が低かったため」「人間関係が悪かったから」「会社の方針に疑問を感じた」など、このような理由は心の奥底に閉まっておくようにしましょう。

マイナス面を強調する人であれば、面接官は「この人はこれから働こうとする私の会社に対してもマイナス面しか見ないのでは」と疑ってしまいます。入社しても、同じきっかけですぐに辞めてしまう人間のように捉えられ、不採用になるリスクが高まります。

そのため、面接官が納得できるような前向きの転職理由を考えておく必要があります。例えば、以下のようになります。

在宅医療まで手掛ける調剤薬局で働き、スキルアップを目指したいと考えたため、前職を退職して御社へ転職しようと考えています。

自分独自のスキルや知識を身につけることを考えたとき、在宅は非常に重要な分野だと私は思っています。

現在の調剤薬局であっても、在宅医療は行っています。ただ、薬を薬局内で調剤して薬を渡すだけの施設在宅がメインです。こうした誰でも行える在宅ではなく、御社のように家庭を訪問し、本当の意味で在宅を経験できる会社で働くことで、自らのスキルアップを図りたいと考えました。

いまは管理薬剤師として数人の薬剤師を束ねている立場ですが、御社と縁があった場合はゼロから学ばせていただきます。

今回は「スキルアップ」を退職理由にしています。転職理由は志望動機とも重なりますが、このように納得できる理由が必要です。

また、「これまで病院薬剤師であったが、結婚して子供も生まれる予定であり、本気で家族を養うために年収の高い調剤薬局で働く」という理由でも問題ありません。この場合、「数ある調剤薬局の中でも、なぜその求人に応募したのか」という理由まで付け加えるようにしましょう。

他にも女性薬剤師であるなら「子育て支援に理解のある職場で働きたいと思ったから」でも問題ありません。重要なのは、本心の退職理由を述べつつも、マイナスのように聞こえないように伝えることです。

例えば、本音は「そこまで子供が好きでもないのに小児科の門前で働いており、粉薬や水剤などが頻繁に出るので調剤が面倒くさい」というのが退職理由だったとします。

これをそのまま口に出すのは良くないので、表現や言い方を変えます。表現を変えると、「これまでは小児科だけだったが、薬剤師に必須である幅広い知識を吸収するために内科の門前で働きたい」という具合に変更します。

そうすると以前のネガティブな理由に比べて、ものすごく立派な退職理由になります。自分の気持ちにウソを付く必要はなく、表現を変えましょう。自分の気持ちには正直だけれども、前向きな理由に置き換えることによってより良い転職理由になります。

薬剤師で心がけていることは何か(薬剤師になろうと思った理由)

面接で聞かれる質問の中で「なぜ薬剤師になろうと思ったのか」という質問もあります。ベテラン薬剤師であるとあまり聞かれませんが、新卒での就職を含め20代や30代前半の薬剤師であると聞かれることがあります。

これはつまり、「薬剤師として心がけていることは何か」を問われています。「なぜ薬剤師になったのか」という質問はベテラン薬剤師の中途採用面接で提示されることはなくても、薬剤師として何を大切にしているのかについては年代に関係なく面接の場で誰でも質問されます。

そのため、同じように全員が答えられるように準備しておく必要があります。

薬学部に入って薬剤師免許を取った背景には、何かしらのきっかけがあるはずです。また、薬剤師として働くときのポリシーがあると思います。中途採用の面接では、この想いを自分の言葉で語れるようにしておきましょう。

例えば、以下のようになります。

患者さんと関わることで、患者さんの心の障壁まで取り去ることを心がけて薬剤師をしています。

前職は精神科病院の門前薬局で働いていました。このとき、患者さんは精神病という特殊な病気を抱えている人が多かったため、薬を渡すだけでは不十分な場合が多いです。

例えば、睡眠薬や抗うつ薬を服用することで「薬から抜け出せなくなるのでは」と考えている患者さんが多いです。こうしたとき、薬の飲み方や副作用だけでなく、「どのように薬と付き合えばいいのか」を含めて丁寧に服薬指導しています。

その分だけ服薬指導に時間はかかりますが、ほとんどの患者さんは「薬を飲むことに不安を感じていたけど、いまは気持ちが楽になった」といってくれます。精神科では心の持ちようによって病状が改善したり悪化したりするため、こうしたサポートが必要不可欠です。

御社は精神科の処方せんをメインで受ける薬局ではありませんが、患者さんに貢献する気持ちには変わりありません。そのため、同じように高い医療情報の提供によって顧客満足度を向上できると考えています。

薬剤師として心がけていることについては、普段あまり意識していない人もいると思います。そうした場合であっても、面接の場では答えられるようにしましょう。

こうしたこと述べることによって、大きな自己PRになります。あなたという人間を経営者や採用担当者に理解してもらい、採用につなげましょう。

逆質問:最後に質問は無いか

面接の最後では「最後に質問はありませんか?」と聞かれることがあります。これを逆質問といい、今度はあなたが面接官に質問することになります。

中にはこのような逆質問を想定していなくて「聞きたいことはありません」と答えたり、「……(長い沈黙)」と答えることができなかったりする人がいます。これは避けなければいけません。

なぜ逆質問をするのかというと、疑問が残ったままであると「実際に入社するべきかどうか」を含め、あなたは正しい判断を下すことができないからです。

さらには、逆質問は最後の自己PRの場面でもあります。ここを有効に活用するようにしましょう。例えば、以下のような前向きな質問を行います。

これまで製薬企業のMRとして働いており、調剤経験はないのですが、もし縁があったとすればどのような勉強をすればいいでしょうか。
薬剤師として学びたいため、積極的に勉強会へ出席したり、地域住民へのイベントに参加したりしたいと考えています。御社独自で行っている勉強会や地域イベントはあるでしょうか。

きちんと事前準備や調査をした上で「面接の最後にどのような逆質問をしようか」と予め考えておく必要があります。

このとき、年収や休みなどの条件のことを聞いても大丈夫です。薬剤師として本気で転職しようとしているのであれば、労働条件について確認するのは当然の権利です。ただ、露骨に年収や労働時間のことを切り出してはいけません。

そこで、以下のように理由を述べたうえで、逆質問をしてください。

いまは子供が小さいのですが、保育園のイベントがあったり急な発熱で看病が必要になったりしたときなど、「どうしても必要なときは休みにも対応してもらえる」という認識で間違いなかったでしょうか。
家庭の事情で残業できないのですが、残業なしのパート薬剤師勤務で大丈夫でしたよね。
私は仕事で出した成果を評価してくれる職場を望んでいます。転職初年度は実績がないので給料が平均的なのは仕方ないですが、患者さんに貢献して御社の売上を上げることができれば、それに伴って業績給(年収)が上がっていくことで問題ないでしょうか。

こうした逆質問であれば、問題なく答えてくれます。

また、薬剤師の転職では転職サイト(転職エージェント)を活用することがほとんどなので、面接同行してくれる転職サイトであれば、転職エージェント側から労働条件について代わりに話を切り出してくれます。

面接であなたは採用される側です。ただ、同時にあなたは薬剤師として働く場所を選べる立場にもあります。遠慮する必要はないため、逆質問を有効に活用しましょう。

調剤薬局、ドラッグストアの履歴書・面接対策は重要でない

なお、実際に面接を受けるときは面接先によって難易度が大きく異なります。この中でも、調剤薬局やドラッグストアの面接を受けるときについては、そこまで面接対策を頑張る必要はありません。アピール内容を考え、面接の練習までしなくても大丈夫です。

多くの薬局や慢性的な薬剤師不足に悩んでいます。そのため、確かに志望動機などは聞かれますが普通に回答できれば問題なく内定が出されるようになります。

私もこれまで何度か転職サイトを活用して、薬剤師として転職を経験しています。このとき最初は中小薬局の面接だったので、ビルに一室に通されて以下のゴチャッとした部屋での面接でした

中小薬局での面接では志望動機や転職理由などを含め、ここまで述べてきたことを聞かれた後、社長と簡単な雑談をしただけでした。

私は新卒で一般企業に就職したのですが、このときはリクルートスーツを着て何十社も受け、ようやく採用を勝ち取りました。それに比べると、「なんと簡単な面接だ」と感じたものです。実際、私が転職エージェントを利用したとき、面接前にメールが送られてきたのですが、そこには「履歴書(写真はなくてもいい)」とありました。

写真がなくてもいい履歴書など初めて聞きましたが、そうした履歴書を持参しても調剤薬局やドラッグストアでは問題ないこともあるのです。もちろん、社会常識として履歴書に写真を添付して持参しましたが、薬局の面接はこのように非常に楽です。

もちろん、たとえ薬局の面接であっても人気エリアだったり、求める条件が高めの薬剤師(例えば東京で年収600万円以上)などであったりすれば採用は非常に難しくなります。そうしたとき、かなり綿密に面接対策をしなければいけません。

病院、一般企業は新卒就職・中途を含め面接対策でのアピールが重要

一方で病院や一般企業の面接を受ける場合、薬局とは違って面接対策が必要になります。普通に不採用になることがあるため、履歴書の内容を磨き上げ、面接でアピールできるように準備しなければいけません。

特に病院の場合、病院の規模が大きくなるほど人気となって多くの人が応募してきます。これが中途採用の場合、基本的に若い新卒が優先されるのでさらに難易度は高くなります。

そのため大学病院や国立病院(国立病院機構)に限らず、急性期の大きな総合病院を含め、薬剤師が規模の大きい病院の求人へ応募するときは事前に面接対策を実施するといいです。

この場合、調剤薬局やドラッグストアのように社長や採用担当者と雑談していれば内定が出るわけではありません。ここまで述べたような質問事項に対して、適切な回答を述べられるように内容を考えておくといいです。

当然、一般企業の面接を受けるときも同じです。事前の面接対策が必要になります。

派遣は面接なしだが、パート・アルバイトは面接あり

なお、面接を受けることになるのは正社員だけではありません。パート・アルバイトとして勤務する場合であっても面接を受けることになります。

このとき、考え方はここまで述べてきたこととまったく同じです。質問内容は特に変わらないため、転職理由など基本的なポイントを答えられるようにするといいです。

また、調剤薬局やドラッグストアでは雑談のような面接で終わるものの、病院や一般企業でパート・アルバイトを考えているのであれば事前の面接対策をしておくといいです。

・パートやアルバイトは確認事項が多い

なお、パート薬剤師だと勤務条件の面で正社員よりも確認するべき項目が多くなると考えましょう。正社員だとフルタイム勤務が一般的ですが、パート・アルバイトだと人によって希望条件がバラバラだからです。

例えば、職場や勤務条件によって以下のような違いがあります。

  • 残業はどこまで問題ないのか(完全残業なしを希望するのか)
  • 土日休みは必須か
  • 業務範囲は調剤・監査・投薬のみか(それとも、薬局運営も関わるのか)
  • 薬局内の勉強会や研修会の出席は必要か
  • 棚卸時の休日出勤はあるのか

相手からの質問を受けるだけでなく、こちらからも積極的に逆質問をして勤務条件を明確にしておかなければいけません。パート・アルバイトでは、正社員よりも細かく勤務条件を確認するようにしましょう。

・派遣では面接がない

なお、正社員やパート・アルバイトと違って派遣では面接がありません。派遣会社(転職サイト)に所属し、そこから派遣されるようになるからです。そのため、派遣で勤務する場合は履歴書の作成すらないケースも多いです。

面接のことを考えなければいけないのは正社員とパート・アルバイトです。派遣は関係ありません。

面接で聞かれる質問に準備しておくべき

面接で必ずといっていいほど聞かれる質問事項とその対策について記しました。面接にパスできるように、きちんと対策を練っておく必要があります。

他の職業に比べて、免許が絶大な効果を発揮する薬剤師は転職しやすいといわれています。実際、調剤薬局やドラッグストアでは非常に簡単です。

ただ、これは無条件でどのような職場であっても転職できるという意味ではありません。面接の受け答えによっては、不採用になることもあります。特に病院や一般企業の中途採用求人では入念な面接対策が必要です。

そこで、上記で示したような面接で聞かれる質問に対して、回答できるように準備をしておくようにしましょう。

面接対策を完璧にしておけば、面接官によるあなたへの印象はよくなります。これからずっとお世話になるかもしれない職場の採用試験にパスするため、調剤薬局、ドラッグストア、病院、一般企業を含め質問内容を事前に確認しておきましょう。


薬剤師転職で失敗しないために必要な理想の求人・転職先の探し方とは!

薬剤師が転職するとき、求人を探すときにほとんどの人は転職サイトを活用します。自分一人では、頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や薬局、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「電話だけの対応を行う ⇔ 必ず薬剤師と面談を行い、面接同行も行う」「大手企業に強みがある ⇔ 地方の中小薬局とのつながりが強い」「スピード重視で多くの求人を紹介できる ⇔ 薬剤師へのヒアリングを重視して、最適な条件を個別に案内する」などの違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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派遣薬剤師は給料が正社員よりも高く、時給3,000円以上も普通です。さらには3ヵ月や半年だけでなく、1日などスポット派遣も可能です。「自由に働きたい」「多くの職場を経験したい」「今月、もう少し稼ぎたい」などのときにお勧めです。

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薬剤師求人の中でも、「どこにも載っていない難しい案件」を探すことに特化した、オーダーメイド求人の発掘を行っているファーマキャリアさまへ取材しました。

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