女性であると、出産・育児という「ライフステージが大きく変化する場面」に出くわします。このとき、子どもが小さいときは付きっきりで面倒を見る必要があるため、ママ薬剤師はなかなか復職することができません。

そこで、子供のいる女性薬剤師が転職するときに「保育園と提携していたり、託児所(院内保育)があったり、問題なく子供を預けられる求人」を探す人は多いです

金銭的な理由で薬剤師として復帰しようと思っていたとしても、子供の面倒があるために復帰を決断できない人は多いです。

ただ、調剤薬局やドラッグストア、病院であればそうした支援をしてくれる職場を探すことができます。保育園への入園を支援してくれていたり、託児所付きだったりする求人であれば、転職時にあらゆる問題を解決することができます。

そこで、ママ薬剤師がどのようにして子供を預け、最適な転職を実現すればいいのかについて解説していきます。

保活では点数が入所基準になる

まず、保活(保育園への入園活動)をするときは家庭状況の点数で決められます。例えば、シングルマザーは非常に点数が高く入園しやすいです。また、パートよりもフルタイムで働いている人の方が点数は高いです。

こうした家庭状況を点数化したうえで入園できるかどうかが決定されます。ただ、実際のところ時短勤務を考えていたり、いまは薬剤師をやめて復帰を検討している段階だったりすると、点数が足りずに入所基準ではじかれることがたくさんあります。

そうしたとき、薬剤師の場合は保育園(幼稚園)への入園を支援してくれたり、託児所付きの職場で働くことを考えたりするといいです。実際、託児所ありの求人では子どもを預かってもらう上で大きなメリットがあります。

まずは、こうしたメリットを理解したうえで託児所ありの求人を探す必要があります。

契約保育園(幼稚園)や託児所だと、すぐに入園できる

中小薬局から病院を含めて、契約保育園があったり託児所付きであったりする場合、いますぐ入園できるというメリットがあります。おそらく、これが最大のメリットなのではと思います。

一般的な保活では、市役所などに出向いて希望する保育園をチェックし、そこから家庭状況を点数化されて審査されます。その後、入れるかどうかが決まります。特に東京や大阪、名古屋、福岡、横浜などの都市部であると子供の数が多く、審査で落とされる確率が非常に高くなります。

一方で契約している保育園(幼稚園)があったり、託児所付きであったりすると、そうした職場に転職すればすぐに入園できるようになります。

例えば、以下は東京の調剤薬局から出された、院内保育園ありの正社員求人になります。

このように、保育園と提携していたり自社で託児所を用意していたりする場合、転職と同時にすぐに入園できます。大手チェーン薬局に限らず、中小薬局であってもこうした求人はたくさんあります。

なお、今回の求人では0歳時であっても受け入れ可能になっているため、子供を預けてすぐに働きたい人でも問題なく勤務できるようになっています。

子供の年齢に関係なく、いつでも入園できるのは子育て中のママ薬剤師にとって非常に魅力が大きいです。

時間を気にせず勤務できる

時間を気にしなくてもいいこともメリットです。

ママ薬剤師が働きながら子育てを行うとなると、高確率で保育園に子供を預けることになります。ただ、このときは子供を預けた以上、どこかの段階で子供を迎えに行かなければいけません。

保育園では朝7:00~19:00までの施設が多いです。これを考えたとき、朝に子供を送り届けるのは問題なかったとしても、夜に迎えに行くのが厳しいことがあります。多くの場合、19:00ごろに保育園が閉まることを考えると、遅くても18:30くらいまでには預けた子供を迎えに行かなければいけません。

これを考えると、18:00には職場を切り上げる必要があります。

しかし調剤薬局やドラッグストア、病院を含めていつも18:00ピッタリで業務が終わることはありません。それどころか患者さんが処方せんを手にもってまだ待合室にいたり、薬歴管理の入力がたくさん残っていたりして、残業をしなければいけないことの方が多いです。

そのため、一般的な保育園を利用すると勤務時間を気にしながら働かなければいけません。

一方で託児所や院内保育所も同様に利用時間が決められているものの、職場との距離が非常に近いです。すぐに子供を迎えに行くことができるため、時間が迫ってきて慌てて職場を後にすることはありません。

また、職場との距離が近いので迎えに行った子供を職場内の待機室(休憩室)で遊ばせておくことも可能です。

例えば調剤薬局であれば、薬局を閉めた後に職場にいるのは同僚だけです。さすがに調剤室に子供を入れるのは問題ですが、待機室(待合室)などで子供を遊ばせておけば残業で仕事が夜遅くになったとしても問題なく業務に専念できます。

さらに、提携先の保育園や託児所であれば、もし迎えが遅れたとしても同僚のような感じなので問題なく許してくれるはずです。

場合によっては、24時間営業の託児所を運営しているので勤務時間をまったく気にしなくても問題ないこともあります。例えば、以下は神奈川にある病院薬剤師のパート求人ですが、24時間保育園を完備しています。

どのような保育園・幼稚園と提携し、託児所を運営しているのかは職場ごとに異なります。さすがに24時間でなくても問題ないですが、いずれにしても一般的な保育園とは異なり長時間預かってくれたり、融通を利かせてくれたりする託児所は多いです。

薬剤師のキャリア形成に有利

このように、院内保育所や託児所ありの職場であると「職場との距離が近い」という最大のメリットがあります。この利点を活かせば、夜遅くまで勤務することができます。

これは、あなたの薬剤師としてのキャリア形成に大きなプラスになります。

例えば、職場の就業時間が19:00までのとき、子育ての関係で「17:00までの勤務を希望する」となると、いくら正社員を希望していたとしてもパートや派遣での勤務を勧められることが多いです。そこで託児所ありの求人であれば、長時間勤務できるのでキャリア形成に有利です。

薬剤師であったとしても、育児に対して理解のある職場を見つけるのは難しいのです。そうした現状を考えると、託児所付きの求人はママ薬剤師のキャリア形成にとって大きな利点があります。

もちろんパート薬剤師でも問題ない場合は関係ないですが、正社員として活躍したい人であればこうしたポイントも考えるようにしましょう。

外部の保育園(幼稚園)に比べて、比較的料金が安い

すべての求人ではありませんが、一般的な外部の保育園に比べると利用料金が安くなるのは託児所付きの求人のメリットです。

地域や世帯収入によって異なりますが、認可保育園であると保育料は月4万円を超えることが多いです(年収450万円の正社員を想定)。これが認可外保育園となると、さらに高額になります。

一方で会社や病院が運営している託児所となると、1~2万円ほどになることが多いです。利用料金は職場によって大きく異なるので、これについては転職時の求人票で確認するといいです。求人によっては、保育料が安くない場合もあります。

例えば、以下の薬局では託児所を利用するときの値段は月額25,000円です。

生後2ヵ月であっても入園することができ、値段としては一般的な保育園に比べて安価です。

ただ、院内保育園や託児所での値段が非常に高いケースもあります。例えば、以下の薬局は独自で託児所を運営していますが、保育園の利用料金はそれなりに高額です。

このように、特に保育料金が安いわけではありません。一般的には福利厚生の一環として、院内保育園や託児所の値段は安く設定されています。ただ、このような値段設定のケースもあります。

そのため、転職時は保育園・幼稚園と提携していたり、託児所付きだったりする条件だけでなく、月額での利用料金についても確認するといいです。

実情とかけ離れていないかをチェックすべき

ただ、メリットばかりではなく当然ながらデメリットも存在します。また、求人を確認するときに注意すべき点もあります。これらを確認した上で転職を検討しなければいけません。

まず、利用条件や転職先の内情については詳細に調査するようにしましょう。場合によっては、いくら託児所付きの求人であっても利用することができません。

例えば、「19:00まで預かってくれる」となると何となく良さそうな気がします。ただ、現場で働く薬剤師の多くが20:00や21:00まで仕事をしているのが当たり前である職場であればどうでしょうか。この場合、託児所が使い物にならないことが分かります。

さらに、病院であると看護師だけを対象にした託児所も存在します。看護師だけがメリットを受け取れる院内保育所なのです。この場合、薬剤師は受け入れてもらえません。このような病院であると、託児所というのは薬剤師にとって名ばかりの存在に過ぎません。

さらに託児所付きの求人であっても、その中身をよく確認すると「平日のみ」となっていることがあります。これであると土曜日も働くことを考えている薬剤師は無理であり、まったくもって活用できない託児所となります。

そのような意味では、託児所や院内保育ありの求人を探すときは条件面や求人先の実態をしっかりと確認しなければいけません。

・勤務時間外に預けられるとは限らない

また、託児所というのは、「仕事をしている日に子供を預ける」ことが前提となっています。そのため、勤務時間外(休みの日)に子供を預けようと思っても、拒否されることが多いです。出勤日に限らず他の日も預かってもらうことを考える場合、一般的な外部の保育園の方が適切です。

ただ、利便性を考えると「託児所よりも一般的な保育園の方が良い」とは必ずしもいえません。普通の保育園・幼稚園だと平日や土曜日は子供を預けることができても、日曜や祝日は預けることができません。

一方で薬局や病院薬剤師を含め日曜や祝日に勤務する可能性があるなら、託児所を利用すれば問題なく預けることができます。

人間関係やプライバシーの問題を生じることがある

一般的な保育園であれば、そこに子供を預けている親たちは他人同士です。お互いにどのような仕事をしているのか分かりません。

しかし、託児所付きの職場であると、同僚の薬剤師の子供が預けられることになります。病院であっても、看護師や女医など同僚の子供と一緒になる可能性が高いです。

そうしたとき、子供を通じて家の内情やプライバシーなどの情報が漏れてしまうことがあります。これについては仕方がなく、子供を責めるわけにはいきません。人間関係を含め、託児所ありの職場の方が問題を生じやすいことは頭に入れておくといいです。

託児所・院内保育ありの求人は病院に多い

それでは、託児所や院内保育所を完備している求人には、どのようなものがあるのでしょうか。

薬剤師が転職したり復職したりするとき、多くは調剤薬局やドラッグストア、病院に就職することになります。これらの中で、託児所や院内保育所を完備している確率が高いのは圧倒的に病院です。このときは、小さい病院ではなくて中規模以上の病院になります。

東京や大阪などの都市部に限らず、地方であってもある程度の大きさの病院であれば託児所付きであることが多いです。

当然ながら、病院であると薬剤師以外に多くのスタッフが働いています。しかも看護師となると、そのほとんどは女性なので薬剤師以上に出産・育児の問題が関わってきます。

そのため、病院であれば託児所を必要とする職員の数が多いです。ほとんどの病院にとって、薬剤師だけでなく、看護師など他のスタッフについても「私たちの病院で長く働いてもらいたい」と考えているため、託児所・院内保育を整備していることが多いです。

病院への転職を検討している場合、ママ薬剤師では託児所ありの求人を積極的に確認していくといいです。

特に急性期の総合病院ではなく、慢性期病院や専門病院(精神科、整形・リハビリなど)、中小病院は夜勤がなく、日勤のみなのでおすすめです。例えば、以下は埼玉にある病院薬剤師での中途採用募集です。

託児所ありの求人ですが、189床ほどの病院で夜勤がなく、薬剤師資格を活かしながら17:30まで勤務できるようになっています。

調剤薬局、ドラッグストアでの託児所

確かに、託児所を設けている確率でいえば病院の方が高いです。それでは、調剤薬局やドラッグストアで託児所などの設備がないのかというと、必ずしもそうではありません。既に示した通り、調剤薬局やドラッグストアでも提携保育園があったり、託児所を用意していたりします。

例えば調剤薬局であれば、病院の門前にある薬局だと「病院の託児所・院内保育を使わせてくれる」ことがあります。病院と薬局は別会社ですが、薬局側が交渉することで、福利厚生の一環として使わせてもらえるようにしているのです。

また、病院の門前でなくても、小さい地域にいくつも店舗展開している調剤薬局やドラッグストアであれば、ママ薬剤師を含めて従業員のために託児所を完備していることがあります。他には、大きなビルに託児所が用意されており、同じビルで働く女性が子供を預けるために利用することもあります。

例えば、以下の大阪にある調剤薬局であり、勤務先のビル内には託児所が完備されています。

調剤薬局やドラッグストアなど、一つの店に正社員が数人しかいない業態では託児所を作るのは難しいです。ただ、外部の一般的な保育園・幼稚園と提携することによって問題なく子供を預けられるように環境整備している会社はたくさんあります。

パート、派遣でも託児所付きが可能

なお、ママ薬剤師の場合は正社員ではなく、パートや派遣で働くことを考える人も多いです。

既に述べた通り、保育園に入園できるかどうかは家庭状況の点数によって決まり、このときはフルタイムで働く正社員であるほど点数が高く、保育園に入りやすくなります。そのため、パートや派遣などで勤務日数や勤務時間が少ない場合、入園審査ではじかれやすくなります。

しかし、そうしたフルタイムではない働き方を希望する子持ちのママ薬剤師であっても、託児所付きの中途採用求人であればパートや派遣で問題なく働けるようになります。

パートや派遣の薬剤師であれば、「17:00までの勤務にしたい」「必ず土日休みを確保したい」などを考えるようになります。そうした希望をかなえながら、特定の日にちや限定した時間だけ提携保育園に子供を預けることができるようになるのです。

例えば、以下は東京の調剤薬局から出された託児所付きのパート求人です。

週2日から勤務でき、時間については要相談です。調剤薬局やドラッグストア、病院を含めてパートでも働きやすくなっています。こうした求人では保育園を探す手間を省きながら、薬剤師としてすぐにでも活躍できるというメリットがあります。

当然、パートに限らず派遣でも同様です。派遣求人の中には、勤務期間中に託児所で子供を見てもらえる求人が存在するのです。

例えば、以下は大阪にある病院から出された派遣求人ですが、院内託児所の利用も相談できるようになっています。

提携保育園や院内託児所を活用できるのは、正社員やパートだけではありません。派遣のママ薬剤師であっても問題なく施設を利用できるようになっているのです。

その他の条件面についても交渉を行うべき

保育園・幼稚園と提携していたり、託児所があったりする求人はこのように存在します。ただ、託児所ありの求人は非常に少ないのが現状です。求人の数としては、どうしても稀になるのです。

保育園に入れるかどうかについては点数で決まるので、入れないときは何度も審査で落とされてしまいます。このとき基本的には、家の近くにあるいろんな保育園に対して入園希望を出し、できるだけ審査に通過するように頑張る必要があります。

それと並行し、転職サイトを活用して保育園・幼稚園と提携していたり、託児所を完備していたりする求人を狙い撃ちするようにしましょう。

ただ、問題なく保育園に子供を通わせることができるようになった場合でも、転職先の薬局や病院については他のポイントも吟味する必要があります。

・転職時は交渉が不可欠

調剤薬局やドラッグストア、病院であると労働条件について交渉することができます。保育園を自分で探した後、「時短勤務できないか」「子供が熱で保育園を休むとき、一時的に家へ帰ってもいいか」などの交渉をするのです。

時短勤務や残業なしであれば、給料は下がってしまうものの「子供の迎えや夕食の準備があるため、18:00までには残業なしで帰らせてほしい」などの要望を伝える必要があります。

例えば、東京にある以下の薬局では子供が小学校1年生を終えるまで時短勤務を認めてくれます。

法律で時短勤務は子供が3歳になるまで認められています。ただ、3歳から子供がすべて自分一人で身の回りのことを行えるようになることはあり得ません。この場合、一般的な薬局や病院だと子供が3歳になった時点でフルタイムとなり、働き辛くなります。ただ、今回の求人では働きやすいように例外を設けています。

育児に理解のある薬局や病院でなければ、すぐに辞めたくなってしまいます。これを避けるためにも、ママ薬剤師は適切な職場を選ばなければいけません。

また、職場によっては急な子供の発熱に対応するため、看護休暇を設けて休めるように考慮していることがあります。例えば、以下のような薬局がこれに該当します。

こうした薬局や病院の求人へ申し込まなければいけません。「保育園に通えるようになった」「託児所ありの求人に申し込む」のいずれについても、こうした条件を揃えている職場が適切です。

転職サイトを通じて託児所付きの求人を探す

託児所付きの薬局や病院としては、東京や大阪、名古屋、福岡、横浜などの都市部に限らず、地方でも存在します。そのため適切な求人を探せば、どこに住んでいたとしてもママ薬剤師は保育園問題に悩まされることなく、問題なく薬剤師として復帰できます。

それでは、どのようにすれば上記のような求人を見つけることができるのでしょうか。これら託児所・院内保育所ありの求人は特殊な案件に入ります。そのため、ほぼ確実に転職サイト(転職エージェント)を活用して、託児所ありの求人を探します。

先ほど、いろんなパターンで提携保育園や託児所付きの求人を紹介してきましたが、これらはどれも転職サイトに掲載されている求人になります。しかし求人数が少なく、自ら見つけて申し込むのは現実的ではないですし、条件面での交渉も大変です。そのため、転職エージェントが必須となります。

このとき託児所付きの求人が非常に少ないことから、一社だけの転職エージェントを利用する人はいません。非常に多い選択肢の中から探す必要があるため、ほとんどのママ薬剤師が2~3社以上の転職サイトを活用します。

なお、転職サイトによって「多くの求人を提示し、その中から選んでもらう」「事前に丁寧なヒアリングを実施して、厳選した求人を発掘して提示する」などスタイルが異なります。これについては、自分に合った転職サイトを利用しましょう。

転職サイトごとにママ薬剤師を支援する独自のサービスが異なるため、複数の転職サイトを活用することで満足のいく求人を探し、良い転職・復職を目指すのです。

保育園の問題を解決し、ママ薬剤として転職する

子持ちのママ薬剤師であり、さらには子供の年齢が小さいのであれば、保育園の問題を解決しなければいけません。そうしたとき「提携先の保育園・幼稚園がある」「託児所付きの求人」などであったりする場合、正社員やパート、派遣を含めすぐにでも復帰できます。

複数の転職サイトを利用して求人を探してもらうことにより、保活(保育園探し)をしなくても保育園の問題をゼロにできるのです。

ただ、託児所とはいっても月の利用料が高かったり、勤務時間外は預けられなかったり、求人によって利用条件が大幅に異なります。会社ごとに福利厚生の内容が違うのは当然なので、保育園に預けるのを支援してくれる薬局や病院に飛びつくのではなく、求人先の中身(条件や実態)についても確認するようにしましょう。

さらには、働く職場は育児に理解のある職場でなければいけません。託児所のあるなしに関わらず、時短勤務を長くまで認めてくれる職場であり、さらには看護休暇まで取得できると最適です。こうした条件に合う調剤薬局やドラッグストア、病院の求人を探すようにしましょう。


薬剤師転職で失敗しないために必要な理想の求人・転職先の探し方とは!

薬剤師が転職するとき、求人を探すときにほとんどの人は転職サイトを活用します。自分一人では、頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や薬局、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「電話だけの対応を行う ⇔ 必ず薬剤師と面談を行い、面接同行も行う」「大手企業に強みがある ⇔ 地方の中小薬局とのつながりが強い」「スピード重視で多くの求人を紹介できる ⇔ 薬剤師へのヒアリングを重視して、最適な条件を個別に案内する」などの違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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・派遣登録し、高時給で働く

派遣薬剤師は給料が正社員よりも高く、時給3,000円以上も普通です。さらには3ヵ月や半年だけでなく、1日などスポット派遣も可能です。「自由に働きたい」「多くの職場を経験したい」「今月、もう少し稼ぎたい」などのときにお勧めです。

派遣薬剤師の転職サイトランキング

インタビュー記事:薬剤師の転職サイト

・ファーマキャリア

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