薬剤師が転職をするとき、研究職という方法も存在します。一般的には調剤薬局やドラッグストア、病院などの中途採用へ応募するのが普通です。ただ、研究職という考え方もあるのです。

しかし、普通の方法で研究職を目指しても非常にハードルが高いです。そのため、薬剤師は戦略を練ったうえで研究職を考えなければいけません。

具体的には、試験管を振ったり動物実験したりと、多くの人が想像する研究職に限らず、もっと広い意味での研究職まで視野にいれる必要があります。そうすれば、問題なく研究職として転職できる可能性が高まります。

そこで、どのようにして中途採用の薬剤師が研究開発職として転職し、活躍すればいいのかについて解説していきます。

製薬会社や化学メーカーの研究者は薬学部の新卒がメイン

研究職というと、いわゆる実験室にこもって仕事をする姿を想像します。私も薬学部のときは大学の研究室に在籍し、それなりに本気で研究に取り組んでいました。英語論文を出しましたし、国際学会での発表も経験させてもらいました。

私の在籍していた大学では薬剤師国家試験に合格することに限らず、わりと実験も行うようになっていたのです。そのため、どのようにして仮説を立て、研究を進めていけばいいのかについて学ぶことができました。

私が在籍していたのは有機合成系の研究室であり、以下のような部屋で実験をしていました。

このとき就職先としては、薬学部を卒業すると同時に製薬会社や化学メーカーなど、あらゆる選択肢があります。

ただ、既に薬剤師として就職してしまっている人の場合、製薬会社を含めてこれら「実験室で作業をする研究職」への転職はほぼ無理になります。倍率が非常に高いだけでなく、少なくとも実験から離れた薬剤師を正社員として採用してくれるケースはないと考えるようにしましょう。

もちろん、可能性が完全にゼロというわけではありません。研究補助という形であれば、募集が出されることがあります。例えば、以下は感染症疫学センターから出された研究補助の求人です。

ただ、正社員などの雇用という形ではなく、謝金払いになります。さらには時給1,350円であり、「1日5時間×3日間」の募集です。要は、生化学系の実験の手伝いをすることになるものの、その業務内容はあくまでもパート・アルバイトとしての補佐となるのです。

どうしても実験室での研究職にこだわるのであれば、このように条件の悪い中で働く必要があります。薬剤師であればパート・アルバイトでも時給2,000円であり、フルタイム勤務が可能です。ただ、研究補助であるとフルタイム勤務ではなく、さらには補助なので頑張ってもあなたの実績になることはありません。

また、基本は1年契約となります。研究室では毎年、研究費が支給されるものの、このとき支給される研究費が少なければ解雇となります。こうした実情があるため、正直あまりおすすめできないのが一般的な研究職への転職です。

薬剤師免許を活かせる研究職

そこで、薬剤師免許を活かせる研究職を考えるようにしましょう。あなたが主体となって取り組むことのできる研究職である必要があります。

誰かほかの人の指示に従って行う研究は、本当の意味での研究ではありません。自分のアイディアによって研究を行い、学会や論文で発表し、世の中に貢献するのが本当の意味での研究職になります。

このとき、研究をより広い範囲でとらえるようにしましょう。あなたがいた薬学部であっても、有機化学や生化学、衛生科学、薬物動態など、実験が関わる研究室ばかりではなかったはずです。そうではなく、大学には臨床系の研究室があったと思います。

私の大学にも臨床系の研究室が存在し、そこでは「薬剤師として患者さんと関わるには」「育薬として、どのように臨床試験をデザインするのか」などに関する研究室がありました。いわゆる、ドライラボと呼ばれるものになります。

多くの人が想像する研究とは、ウェットラボを指します。水や有機溶媒を使う研究であり、化合物や細胞、動物を取り扱います。

ただ、そうではなくドライラボも広く存在します。例えばコンピューターを活用した実験はドライラボに当たります。そして、薬剤師免許を活かした仕事の多くはドライラボとなります。

私がいた大学では、ドライラボで非常に有名な先生がいました。その先生は「どのような人にどういう薬が出されているのか」について、処方せんのビッグデータから解析し、統計学の知識を活用して論文を量産していました。当然、国際的にも高い評価を得ていました。

ウェットラボが研究のすべてではありません。薬学部にドライラボの臨床系研究室があることから分かる通り、ドライラボも非常に重要な研究職だといえます。

会社に属しつつ研究を行う

薬剤師である以上、自分の資格を活用して研究をするのが最も優れています。実際、製薬会社や化学メーカーの研究職を含め、いわゆる研究職の正社員はほぼ無理です。実験補助の求人募集はあるかもしれませんが、あまり意味がありません。

そこで、薬剤師を優遇してくれる会社に属しつつも自ら研究を行うのが一般的です。通常業務とはプラスで頑張る必要はありますが、それに耐えることができない人は研究職に向いていないので最初からあきらめた方がいいです。自分の将来に向かって努力できる人だけ、研究職の道が開かれます。

イメージとしては、医師と同じです。臨床系の医師は研究室にこもって仕事をしていません。そうではなく、臨床現場で患者さんと接しながら、このときのデータを研究論文として発表したり、学会発表したりします。これと同じことをすれば問題ありません。

そうしてデータを集めれば、以下のような学会で発表できるようになります。

それでは、どのような会社だと薬剤師免許を活かしながら研究ができるのかというと、主に以下のような就職先があります。

  • CRA(臨床開発モニター)
  • 調剤薬局、病院
  • 品質管理・製造管理

こうした就職先であれば、薬剤師として活躍しながらドライラボを実施することができます。それぞれについて、より詳しく確認していきます。

開発職の業務内容を理解し、研究開発を行う

製薬会社には研究職と同じように、花形の部署が存在します。それが、開発職です。CRA(臨床開発モニター)と呼ばれ、日本全国を飛び回ることで治験業務を支援します。

医師が行う主な研究の一つに治験があります。製薬会社から治験を依頼され、このときの臨床試験データをもとにして研究発表を行うのです。

CRAは製薬会社で「臨床試験が正しく行われているのか」を確認する仕事ですが、言い換えればドライラボの研究をしているといえます。また、開発職だと海外の学会に参加する機会があるのは普通であり、これは研究者としての側面があるからなのです。

ただ、CRAとしてただ仕事をこなすだけでなく、研究まで考える場合は英語力を身に着け、統計学を学ばなければいけません。臨床試験はすべて統計によって決まるため、英語だけでなく統計学を理解することで高度なドライ研究を行えるようになります。

統計ができれば医師と組んで研究を進めることができますし、自らデータを解析することもできます。開発職の主な業務内容はモニタリング(治験データの確認や回収など)ですが、これに加えて統計学など自ら学ぶことにより、会社のデータ解析によって貢献できるようになります。

また、ウェットラボの研究職とは異なり、開発職であれば未経験でも応募可能です。例えば、以下は東京の会社から出された求人募集です。

このように、未経験でも可能だと明記されています。また開発職を目指す場合、薬剤師経験(またはMR経験)があれば問題なく応募できます。

このように、調剤経験のある薬剤師であれば中途採用で応募できるとあります。

注意点として、薬剤師専門の転職サイトを活用したとしても開発職の求人は少ないです。また、20代など年齢が若くなければいけません。遅くても30代前半であり、それ以降の年齢だと足切りとなります。

転職では年齢が若いほど有利であるため、開発職として育薬研究を目指す場合はできるだけ早めの転職が適切です。

調剤薬局、病院でも研究が可能

また、薬剤師が最もスムーズに転職先を見つけ、研究できる職場として調剤薬局やドラッグストア、病院があります。

このとき、当然ですが普通の薬局や病院ではダメです。自ら主体的に研究を行える薬局や病院へ転職するのが適切です。多くの薬局や病院では、単に薬剤師業務をこなすだけとなっています。そうではなく、学会発表や論文作成を含めて支援してくれる職場である必要があります。

例えば、以下の調剤薬局では社員が積極的に学会発表を行い、さらには論文作成までしています。

「薬局や病院などで臨床業務を担当しているから研究できない」というのは、単なる言い訳にすぎません。ドライラボでも学会発表している人がたくさんいて、さらには有名な論文がいくつも存在することを考えると、こうした臨床研究を行うことで研究発表できると分かります。

当然、薬局や病院で研究をする場合、薬剤師業務に加えての作業になります。ただ、実際に薬剤師として働きながら、同時に研究をしている人が世の中にたくさんいる現状を考えると、時間の使い方によっては問題なく研究活動の時間を確保できます。

このとき、薬局や病院で研究を頑張る場合は以下の2つを重視するようにしましょう。

  • 会社側が研究発表や論文作成(英語論文を含む)を支援してくれる
  • 研究に熱心な先輩社員がいる

2つの条件がそろわない限り、転職しても研究をするのは無理です。まず、会社が環境を整えてくれるのは絶対条件であり、自由に活動させてくれる必要があります。このとき、英語論文の作成支援をしてくれる会社であればさらに条件はいいです。

また、同じ会社内に研究発表に熱心な先輩社員がいることも条件として必要です。いくら会社が「好きに研究してもいい」といっても、どのように研究を進めるのかよく分かりませんし、学会発表や論文発表のやり方も理解していません。

そこで既に研究実績のある先輩の元で学び、あなた自身のアイディアで研究を進めていき、相談させてもらいながら研究成果を出していくのが基本になります。

また、転職するときは一般的な薬局ではなく、少し方向性をズラしても問題ありません。例えば、在宅専門の薬局へ転職したり、漢方薬局を検討したりするのです。そうした薬局であれば、より自分のアイディア次第で業務内容を工夫でき、日々の仕事をそのまま研究データとしてまとめて学会発表したり、論文として提出したりすることが可能になります。

以下のように、きちんとした在宅を行う薬局は少ないです。そこで、こうした職場を狙うのです。

考え方によっては、薬剤師としていくらでも研究を進めることができます。あなたが保有する資格を活かしながら、問題なくドライ研究を実施可能なのです。ただ、このときは転職先の薬局や病院で研究活動を行えるかどうか確認するといいです。

品質管理の役割を学び、資格を活かして就職する

また、場合によっては品質管理・製造管理で働くという方法も存在します。先ほどの開発職や薬局・病院とは異なり、唯一のウェットラボとなります。

ただ、必ずしも自ら試験管を振って研究するわけではありません。あくまでも、品質管理として研究活動を支援する立場になります。

品質管理・製造管理を行う仕事の中には、いわゆる工場勤務ではなく「化学品や医療機器の研究室に関わる品質管理」の職業があります。例えば、以下は東京にある歯科製造販売会社が出している求人ですが、研究開発に加えて品質管理を兼務する薬剤師の求人募集が出されています。

ウェット研究として、いわゆる研究室での実験に関わることになるため、この求人では以下のような条件が記されています。

  • 応募は第二新卒まで(社会人経験が3年未満)
  • 有機系の研究室を出た

そして実際に採用された場合、品質管理を含めて仕事を行うようになります。製薬会社のCRA以上に稀な求人ではありますが、条件が合えば品質管理としての仕事をこなしながら研究室を支援することで活躍できるようになります。

博士課程は大学教員を目指すときに考える

なお、薬剤師資格を活かしながら研究を行う場合、最も現実的なのは「製薬会社の開発職」「薬局や病院での研究」となります。薬剤師としての役割を果たしながら、ドライ研究に携わることは十分に可能なのです。一方で、研究室で行うようなウェットラボだけを目指す人は、視野が狭くなっている時点で研究職には向いていないといえます。

このとき、博士号(ドクター)を取得するかどうか悩む人がいます。ただ、日本で博士課程は必要ありません。製薬企業の研究者ですら、博士号を取っていない人が多いほどです。

しかし、薬剤師として会社で活躍していると大学から声がかかることがあります。実際、私の出身大学の臨床系研究室(ドライラボ)では、薬局薬剤師だった大学教員がいました。薬局勤務ではあっても、大学の先生にまで上り詰めることができるのです。

確かに、大学の先生にまでなると博士号が必要になります。ただ、本気で大学教員を目指す段階で博士課程を考えればいいのではと思います。参考までに、社会人ドクターとして博士号を取得する場合、以下のような要件になります。

  • 定期的な講義の受講による単位取得
  • 英語論文を一つ以上出す

もちろん大学によって異なりますが、私の出身大学ではこのようになっていました。また、場合によっては大学の教員になった後に博士号を取得しても問題ありません。方法はいくらでもあるため、いまから博士課程について考える意味はありません。

研究者の年収・給料を把握する

薬剤師が研究者として転職する場合、一般企業への転職(CRAなど)であれば経験ゼロでの中途採用になるため、新卒の年収に準じるようになります。この場合、一般的には年収350~380万円ほどになります。製薬会社の開発職であっても、基本はこの給料です。

これに比べると、薬局薬剤師だと高年収を実現しやすくなります。東京や大阪などの都市部であっても、薬局薬剤師なら年収450万円以上でスタートできるのが基本です。

ここから研究まで行うとなると、全員がエリート薬剤師を目指さなければいけません。患者さんに寄り添い、仕事内容の改善を行います。そうした業務内容の改善を研究テーマにすれば、薬剤師として大きな役割を果たしながら会社に貢献しつつ、研究を行えるようになるのです。

これらエリート薬剤師であると、東京や大阪などの都市部であっても、管理薬剤師として勤務することで年収600万円以上になるのは普通です。しかも、会社によっては働き始めて3~5年ほどで達成できます。たとえ企業の研究者でも、この年収を実現できるのは非常に難しいです。

高い収入を得ながら研究者として活躍することを考えたとき、若いときから最も高い給料を実現できるのは薬局薬剤師になります。

もちろん、研究者として病院の薬剤師を目指すとなると、非常に低い給料になります。これについては、ドライラボの研究者として何を実現したいのかを考えながら転職活動するといいです。

転職サイトを利用し、研究活動できる職場を探す

実際に研究職として採用されることを考えたとき、実験室レベルで行うウェットラボは現実的に無理なので、「製薬会社の開発職」「臨床研究のできる薬局・病院」を主に目指すようにしましょう。

それでは、研究者の側面をもちながらも薬剤師資格を活かせるこうした職場へ転職するには、どのように行動すればいいのでしょうか。

当然、自らそうした求人募集を発掘するのは難しいです。そのため、どの薬剤師も転職サイトを利用します。先ほど、開発職(CRA)や品質管理の求人などを提示しましたが、これらはどれも転職エージェントに掲載されていた求人票になります。

自らの力でこうした求人を発掘するのは現実的ではないため、研究者として活躍することを考えるのであれば、必ず転職サイトを利用して適切な求人を見つけるようにしましょう。

当然、一つだけの転職サイトではなく3社以上を利用する必要があります。研究活動が可能な求人数は非常に少ないため、一つだけの転職サイト利用では適切な求人を見つけることができません。どれだけ少なくても3社以上を利用し、通常は5社ほどの転職エージェントへ登録するのが普通です。

例えば、以下はマイナビ薬剤師でCRA(臨床開発モニター)の求人数を検索したときの結果です。

このように、日本全国で40件しかありません。しかも、この中には「既に募集が終わった求人」「重複の求人」も含まれているため、実際にはもっと求人数が少なくなります。

また、薬局や病院にしても「研究活動を積極的に支援してくれたり、研究熱心な先輩薬剤師が在籍していたりするケース」は非常に少ないです。研究職を考えた時点で求人が非常に少ないです。本気で研究できる職場を目指すからこそ、5社など多くの転職サイトを利用する必要があるのです。

薬剤師として研修者を目指す

研究職を目指すことを考えたとき、多くの人はウェットラボを考えます。ただ、研究はウェットラボがすべてではありません。ドライラボで高名な先生はたくさんいますし、そもそも臨床系の医師はほぼ全員がドライラボとなります。

臨床系の医師がドライラボである以上、臨床に関わる薬剤師が研究者として活躍できるのも当然ながらドライラボになります。そこで、実験室ではなく薬剤師としての役割を果たしながら研究活動をすることを検討しましょう。

薬剤師としての研究であれば、あなたが日々行っている業務内容を改善することが研究成果につながります。下手に実験室で研究できる職業への転職を目指すよりも、薬剤師免許を活かす方が分かりやすいですし、これまでの知識やスキルを活かすことができます。

ただ、そのためには適切な環境が揃っている職場でなければいけません。ここまで述べてきたことに注意し、「製薬会社の開発職」「調剤薬局、ドラッグストア、病院の薬剤師」として、研究活動を実現できる職場へ転職することを考えましょう。

こうした職場への転職を実現するとき、活用するべき転職エージェントとしては以下のようなものがあります。

・薬キャリ

転職エージェントの中でも、非常に多くの求人を保有している会社が薬キャリです。エムスリーという有名な医療サイトを運営している会社であり、薬剤師の転職支援も行っているのです。

求人数が多いことから、研究活動が可能な会社の募集も幅広く取り扱っています。研究者を考える場合、最初に登録することを考えましょう。

・マイナビ薬剤師

薬剤師転職の中でも、有名な会社がマイナビ薬剤師です。特に大手の求人に強いため、開発職であっても問題なく転職できます。

ただ、先ほどマイナビ薬剤師の求人を示した通り、マイナビ薬剤師であっても開発職(CRA)の求人数は少なくなります。しかし、研究活動が可能な求人を保有していることは事実なので、必ず利用することで研究者を目指すようにしましょう。

・ファルマスタッフ

元々は派遣薬剤師に強みをもつ会社ですが、企業の開発職や品質管理、薬局を含めて広いつながりのある会社がファルマスタッフです。

大手チェーン薬局のグループ会社が運営しているため、当然ながら一般企業に限らず調剤薬局やドラッグストア、病院ともつながりがあります。求人の幅を広げるため、ファルマスタッフを利用すると転職で成功しやすくなります。

・ファーマキャリア

通常であると、転職サイト自らが求人を保有しています。ただ、そうした求人票をもたない珍しい転職エージェントがファーマキャリアです。転職サイトの担当者があなたに転職条件などのヒアリングを行った後、それに見合う会社へ連絡することで新たな求人を発掘するスタイルになります。

そのため難しい案件に強く、研究職を目指す人にピッタリの求人を新たに発掘するスタイルになります。世の中に存在しない求人を発掘してもらうため、ファーマキャリアであなたの可能性を広げるようにしましょう。

・ファーネットキャリア

インターネットが存在する前から薬剤師専門の転職支援を行っている会社がファーネットキャリアです。そのため、製薬会社に限らず薬局や病院とのつながりが非常に強いです。

面談にこだわり、薬剤師の要望を深く掘り下げた後に適切な求人を提示してくれます。薬局・病院でのコネが強いことから、薬局や病院でのドライ研究を少しでも考えている場合、必ず登録しなければいけない転職サイトになります。


薬剤師が転職するとき、求人を探すときにほとんどの人は転職サイトを活用します。自分一人では、頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できるだけでなく、病院や薬局、その他企業との交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「電話だけの対応を行う ⇔ 必ず薬剤師と面談を行い、面接同行も行う」「大手企業に強みがある ⇔ 地方の中小薬局とのつながりが強い」「スピード重視で多くの求人を紹介できる ⇔ 薬剤師へのヒアリングを重視して、最適な条件を個別に案内する」などの違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページで転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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